新設された介護医療院の歴史について紹介

超高齢化社会において長期的な医療や介護を必要とする人を対象に、医療ケアや日常生活を送るための介護ケアなどを提供する施設のことを介護医療院という。介護医療院の歴史には、介護療養型医療施設の存在が欠かせない。2017年に廃止になった介護療養型医療施設に代わり、新たに定められた施設である。

介護療養型医療施設の廃止は、2023年度の末と予定されている。当初は2011年度末に廃止することが予定されていたが、介護老人保健施設への転換が上手くいかなかったため期間が延長された。介護療養型医療施設が廃止された理由は、介護保険施設と医療保険の対象である療養型病院に差がない、高額な医療費や介護費などの問題によるものだ。医療ケアを必要とする人とそれほど必要としない人を分ける必要があるため、新たに介護医療院が新設された。

介護医療院は、長期療養のため医療ケアを必要としている高齢者を受け入れ、利用者の看取りやターミナルケアを提供している。また、要介護高齢者の生活する場としての機能も持っている。中でも、介護医療院は日常を送る生活の場を提供することに重きを置いている施設だ。自宅を離れて長期療養が必要な利用者にとって、以前から住んでいる地域で生活できる場所を提供されることは重要なことである。介護医療院ができたことで、少しでも自分らしく生活できる人が増えることが予想される。介護医療院で働く職員には、他の介護施設よりも介護と医療に関する専門的なスキルが要求される。介護職員として成長できる職場だ。